アンティーク家具カテゴリー 



  Table d'accouchée Louis 15 
ルイ15世様式タブルダクシェ
大変珍しく価値あるアンティークが入りました。
およそ1870年につくられたこちら、一見すると"ただの"美しいテーブルですが、そのルックス以上の驚きが隠れていることを、これからご紹介させていただきます。

まずこちらを作ったのは、レオンカミュという家具職人。彼はフランス中部の街で親子3代に渡り活躍していた家具職人で、彼の父が会社を創設し、レオンは2代目として働く中でこのテーブルを製作しました。
彼らは自分たちの作る作品を「アートの家具」とうたい、明言どおり美術的なセンスをもった素晴らしい家具をつくることで一目置かれた存在だったと言います。
このテーブルも例に漏れず、素晴らしい職人の技術を端々で見ることができます。トップの実に緻密で繊細なマーケトリーはもちろんのこと、ローズウッドの美しい寄木模様は一糸乱れぬ正確さで合わせられており、前面においては引き出しなどの境目もわからないほど。
またすべてのラインは単純には作られておらず、四面全部が優雅な曲線でデザインされ、ブロンズ装飾の質ももちろん、トップクラスです。

さらにこの完璧なまでに美しい姿には、このテーブルの真骨頂とも言える たくさんの仕掛けがかくされています。
書物を立てられるブックスタンド、書き物などに使えるライティングプレート、その裏には鏡がつき、小物を収納するスペースは一箇所ではなく、そのすべてがこのコンパクトなボディに内蔵されています。一見しただけでは想像することもできない場所から仕掛けが次々と出てくるたびに驚き、感嘆し、このテーブルにどんどん引き込まれていくこと間違いありません。
そしてタイトルの "Table d'accouchée (タブルダクシェ)"という名は、「ベッド上でのテーブル」とでも訳しましょうか。その名の理由を表す形態が、最後の仕掛けです。
実はこのテーブルは上下で離れ2台に別れるように作られており、上の部分は、ベッドの上で身を起こし膝の上に乗せて使われます。
上下で分けて初めて見える下部のトップは大理石になっており、そこへお酒や軽食などを置き、ベッドから手の届く場所でサイドテーブルの役目を果たします。
一日の終わりや休日ののんびりした朝などに、ベッドの上でゆっくりと時間を過ごすためにつくられたこちらの家具。
プライベートな場所で自分だけの時間を満たすために使われるなんて、究極の贅沢と言えるのではないでしょうか・・
もちろん、プライベートな使い方だけに留まらせず、パブリックなスペースで家族や客人の目を潤す役割としても申し分ない美しさを誇っているのは、先に説明したとおりです。

次々と出てくる仕掛けはまるで宝箱を開けるようで、すべてを見終わったあとには必ずこの一台に心から魅了されていることでしょう。
何通りもの使い方ができるこのモデルは、日本のみならずフランス現地においてもほとんど出逢うことがありません。
希少価値が大変高くアート級の美しさも兼ね備えた、珠玉の逸品であると断言いたします。



Photo through the courtesy of madame M.
(撮影にご協力いただいた Madame M に、心より感謝申し上げます。)
タイプ: リディングテーブル/ライティングテーブル スタイル: Louis XV 年代: Léon Camus - circa 1870 輸入国: Clermont-Ferrand (France)
材質 ボディ: オーク 表面: ローズウッド 仕上げ: ニス
サイズ 横幅: 66.5 cm 奥行: 42 cm 高さ: (下:66cm/ 上:27cm) 77 cm
商品番号: LPC338 / SOLD OUT
税込価格: - 円
 
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