アンティーク家具カテゴリー 


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      *2016-06-29    只今行っております、店主のきまぐれバーゲンセール

ベッドサイドテーブルがお買い得となっております

期間中はたくさんお問い合わせいただきましてありがとうございます!!

期間も未定のきまぐれバーゲンセールでしたが、7月10日(日)をもって終了とさせていただきます

大きさも手ごろでどのご家庭でも取り入れていただきやすいベッドサイドテーブルは、通年大変人気の商品となっております。

店主のきまぐれバーゲンセール、残り10日ほどとなっておりますので、この機会に是非ご検討くださいませ。


      *2016-06-08    只今、一部のベッドサイドテーブルがお買い得になっております!

人気のフラワーマーケトリーのものなど、非常に状態が良くどのご家庭にも取り入れていただきやすいベッドサイドテーブルを、10%~18%オフにてご紹介中です

その他「お買い得商品」カテゴリー内で、ベッドサイドテーブル以外の一部商品もお買い得価格にて掲載いたしておりますので、そちらも合わせてご覧ください

セール期間は未定となっておりますので、このチャンスをぜひお見逃しなく!!


      *2016-04-03    大江戸骨董市

本日予定しておりました大江戸骨董市国際フォーラム会場への出店は、雨天のため中止いたします

次回の出店は未定です
予定が決まり次第お知らせいたします


      *2016-04-01    今日の一枚



      *2016-03-23    日曜27日・・

27日日曜日、大江戸骨董市(会場:代々木公園)に出店いたします
出品予定の家具をトップページタイトル下で一覧できます
晴れますように!

【大江戸骨董市】原宿代々木公園会場
9:00~16:00
雨天中止
入場無料
http://www.antique-market.jp/


      *2016-03-10    ずいぶん春らしくなってきました

当店はこれまで週末のみの営業でしたが、この春より平日も営業することになりました

 営業日時:火曜~土曜 9時半~18時
 定休日:日・月曜

となります。
なお、営業時間外や定休日でも事前にご連絡いただければご来店いただけますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

素敵なアンティーク家具で春らしいお部屋作りのお手伝いをさせていただきます

日曜は各地のアンティークマーケットへの出店なども予定しております

随時NewsとしてUpいたしますのでどうぞお楽しみに!


      *2015-11-23    おかげさまで当店は2周年を迎えます

そこで、ささやかですが記念キャンペーンを開催させていただきます。
さらに9月に買い付けた新しい商品が11月17日にようやく到着したこともふまえまして、送料無料のお得な2ヶ月間となっております。

なお商品は店内多数展示いたしておりますが
ホームページへは、準備ができたものより順を追っての掲載となります 掲載まで少しお時間いただきますことをお詫び申し上げます。
キャンペーン終了まで、どうぞ気長にチェックしていただければ幸いでございます。

   ~キャンペーン内容~

※12月12日(土)、13日(日)にご来店いただいた方にグラスシャンパンをご提供
※11月17日~1月17日に商品をご購入いただいた方は送料無料

この機会にぜひご覧くださいませ

Merci beaucoup

      *2015-08-21    再開は10月の前半の予定をしており、 現在庫のオーダーは
8月25日まで承ります

なお、休業中におきましてもご質問やお問い合わせなどは通常通り承りますので、なんでもお気軽に laurent@laurentcluet .com までご連絡ください

あなたのご理解をありがとうございます

新しい商品の到着をどうぞお楽しみに!!

      *2015-07-20    こんにちは

アンティークボックスは発売しました。

もちろんそれらは全てフランスから来ており、いつもどおり私が本当に好きなモノだけを選びました。

宜しくお願いします。

      *2015-03-30    春の大放出セールを行います!!
買い付け帰国前の今だけ、多数の商品を20~50%offにてのご紹介です。

この機会にぜひ一度ご覧ください。

*バーゲンセールは5月8日までです

      *2015-02-27    人生において、沢山の新しいことを教わる人に出会うことがあります。

その昔、友人から非常に大事なことを学びました。何がいいか、をです。 彼の名前はFrançois Rossard de Mianville。
彼からエレガントな物とそうでないものを教わりました。

その彼に敬意を表してcollection "de Mianville"を設けました。 これらは私の特にお気に入りです。
この家具の前にいると、彼が言っていた、本物とそうでないものとを感じることが出来ます。

      *2014-11-23    ワックスとブロンズがオンラインショッピングできるようになりました。


美しい仕上がりにとてもご好評いただいているハンドメイドワックスと素敵なブロンズ装飾品を、お気軽にご購入いただけます。
どうぞごらんください。


      *2014-11-02    いつもご覧いただきありがとうございます

フランスアンティークの
Laurent Philippe Cluet (ロホン フィリップ クルエ)は、 このたび一周年を迎えることとなりました

ささやかではございますが
12月13.14日の11時より18時にご来店いただいたお客様全員に
グラスシャンパンをご用意させていただきます

また
12月13日から1月13日の一ヶ月間に、当ショップまたはインターネットホームページにてご購入・ご注文いただいたお客様に
*トラディショナルハンドメイドワックス
*ブロンズ製装飾品
*フランスにまつわる粗品
のいずれかをプレゼントさせていただきます

(※ご購入・ご注文は家具に限ります。
粗品は私Laurentのチョイスです)

たくさんの方のご来店お待ちしております
またインターネットホームページにも続々新しい商品を掲載予定ですのでぜひご覧ください

日々支えていただいておりますことに
心より感謝申し上げます

merci beaucoup.


      *2014-09-24    こんにちは

近々、アンティーク鍵とブロンズ製の装飾品を商品に追加する予定です。

もちろんそれらは全てフランスから来ており、いつもどおり私が本当に好きなモノだけを選びました。

五週間ほどでホームページに掲載するつもりです。

宜しくお願いします。

      *2014-02-21    みなさん、こんにちは

Laurent Philippe Cluetのブログが出来ました、アンティークについて信頼出来る情報だけを書くようにしています。
書いているレストアの技術的なことは自身がやっていることであり、経験にもとづき日々アップしております。

他にも、フランスのアンティーク家具のこぼれ話や、偉人について、家具の様式の違いなども書いております。

ご質問又やご意見がある方はお気軽にお尋ねください。

ブログは

http://www.blog.laurentcluet.com/


こちらになります。

宜しくお願い致します。

      *2013-12-16    みなさん、こんにちは。
お忙しい年末いかがお過ごしですか?
当店、営業を開始いたしました。
営業時間は土日10:00-19:00です。

喜んで商品のご案内をさせていただきますので、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
よろしくお願い致します。

      *2013-01-06    みなさん 私のお店にようこそ。
私一人で取り掛かった新しいショップのリフォーム、2ヶ月間かかりましたが本日やっと完了いたしました
お取り扱いはフランスのアンティーク家具のみとなっております。
住所は
横浜市鶴見区生麦5-8-22 エルム ライ1F です。
最寄り駅:京急線花月園前(歩いて1分程度)

お店がオープンいたしましたらまたお知らせいたします

よろしくお願い致します。


ロホン フィリップ クルエ
アンティーク家具・雑貨
〒230-0052 神奈川県
横浜市鶴見区  生麦5-8-22
駐車場有
最寄り駅:京急線花月園前
電話:
045-294-3243/080-7133-0077
メール:
laurent@laurentcluet.com
営業時間: 火曜~土曜 9時半~18時
定休日:日曜・月曜

     


 French antique furniture 


アンティーク家具のベーシックなメンテナンスについて


私がアンティーク家具の仕上げとして使っている塗料は、全て天然素材のものです。
アンティーク家具そのものへのダメージが少なく、もちろん人の体にとっても優しいものですが、それ故の弱さ、繊細さもあります。
以下にそれぞれの仕上げ材によって注意するべきことを記しました。

ワックス仕上げのアンティーク家具は、綺麗な布などで週に一度は埃を払えば良いでしょう。
1年に1度か2度、ワックスを塗りなおします。水や飲み物、そのほかの液体をこぼしてしまったときは、すぐにふき取り乾かします。

エタノールベースの伝統的なニスで仕上げてあるアンティーク家具については、アルコール類(化粧品などもアルコールが使われているものが多くあります)の液体をこぼしてしまうとすぐに型がついてしまうので十分注意します。熱にも大変弱い素材ですので、熱いものを置くときは必ず遮熱できる敷物などを使用してください。

ポリエステルなどのモダンタイプのニスが使われているアンティーク家具は、液体やアルコールなどについて前記したケースには特に注意する必要はありません。

あなたのアンティーク家具にどの仕上げ材を使われているかは、販売元に確認しましょう。
全てに共通して、水分を長時間放置することはもちろん、太陽光に直接当たる場所に置くことなども避けましょう。
仕上げ材の変化の他、木材の変色なども引き起こします。



アンティーク家具にまつわる言葉の解釈について


<”リノベーション・レストレーション・コンサベーション”で混乱しないために。>

リノベーション
古いエタノールニスを取り除いたあと機械や人工接着剤、油性塗料などを使って磨いたり仕上げ材を塗布したりする、現代的な修復の方法です。

コンサベーション
修復までする必要はないが少し手を加えることで、良い状態をキープすることです。たとえばアンティーク家具を綺麗にクリーニングしたり、少し木が浮いているところを張り合わせたり、 ニス仕上げがされている家具にワックスを塗ることで、そのニスの効果を守ったりするのもコンサベーションです。

レストレーション
天然素材の染料や材料を使って伝統的な方法で修復・リメイクすることです。
本来専門書などの上ではこのようなくくりで分かれる言葉ですが、現代においては厳密に全てをその通り徹底することは難しく、リノベーションとレストレーションがミックスされている場合も少なからずあります。


<リバーシビリティー>
現代のアンティーク家具のレストアにおいてもっとも大切なことは、その家具自体にダメージを与えずに元の状態に戻すということでしょう。それは現代まで残された貴重なアンティーク家具をこの先また何十年と引き継いでいくためにとても重要なことです。 天然素材の材料を使ったり手作業の伝統的な方法でレストアを施すことで木材へかかる負担も少なくすることができ、アンティーク家具を守ることになります。

<パティーナ>
パティーナとは使用環境(湿度や太陽光など)による影響、使用感(染みや傷)、時間経過などによってアンティーク家具の表面の色や質感、コンディション、仕上げ材の状態が変わること。いわゆる経年変化です

アンティーク家具に使われる天然素材の材料のご紹介


<糊・にかわ>
アンティーク家具に使われる糊のうち、伝統的なものは、動物から作られた二種類の糊です。それは何千年も昔、太古の時代より使われているものです。
一つは”ストロンググルー(強い糊)”と呼ばれ、動物の腱や骨からつくられたものを、温めてリキッド状にして使います。

もう一つは魚の糊で、魚の内臓など様々な部位からつくられています。

私のお店のアンティーク家具には、これらの伝統的な糊だけを使用しています。 例えば将来に再び修復するときにこれらの糊は水で簡単に剥がすことができ、古いアンティーク家具の木材にも負担をかけることがなく、その結果また何十年と引き継いでいけることになります。

<染料>
染料は液状・粉状ともに、人工的なものができる前には、自然にある素材から抽出されたものが使われていました。私はアンティーク家具のレストアには、その天然素材の染料を使用しています。
液状の染料について、たとえばアルカンナという植物から抽出されたものではワインのような色になり、ウコンからは黄色い染料が抽出され、また、モクセイソウという植物からはまた違ったタイプの黄色が抽出されます。 粉状の染料についても同じように、土や粘土からつくられた自然のものを私は使用しています。 粉状染料の色の種類はとても細かいものがたくさんありますが、アンティーク家具のレストアに使う色はシエンナ、オーカー、アンバーが主なものです。

<研磨剤>
トリポリパウダー:これはシリカベースの非常に細かい粉末研磨剤で、アンティーク家具の仕上げに塗布するアルコールニスを研磨するときなどに使用されます。もちろん私のアトリエでもこちらを使用しています。

パミス:これは家具製作の研磨に使われる火山岩(軽石)です。アンティーク家具の木材を研磨するときに、昔は石の状態で使われていました。
粉状にしたものは粒子がとても細かく、ニスを塗布する前に木の表面をフラットな状態にするためパッドで木目などの細かい凹みに刷り込んだり、ニスを塗布した後の研磨に使用したり、また木材そのものを滑らかなものにするためにも使用します。

サンドペーパー:フランスでは、アンティーク家具に使われる木材の研磨のために、19世紀の頭頃に一般的に使われるようになりました。それまでは、トクサや鮫皮が使われていました。

<溶解材>
私はアンティーク家具の修復のため、主に二種類の伝統的な溶解液を使っています。一つはエタノール、もう一つはテレピン油です。

テレピン油:松やにを蒸留して作られます。それは蜜蝋や天然樹脂などを溶かし、様々な用途に使われます。アンティーク家具には主に、蜜蝋などを溶かしワックスにして使います。

エタノール:その昔”Esprit de vin”(ワインの魂)と呼ばれ、ワインを蒸留して抽出していました。エタノールも樹脂やシェラックなどを溶かし、アンティーク家具に塗布するニスのベースとなります。

<仕上げ材>
アンティーク家具のための伝統的な仕上げ材としては、基本的に二種類あります。ワックスとアルコールニスです。

ワックス:私がアンティーク家具に使うものは主に二種類で、一つは蜜蝋のビーワックス、もう一つは椰子科の植物から採るカルナバワックスです。 カルナバワックスはビーワックスよりも硬く、仕上がりはさらに光沢のあるものになります。

ニス:私の工房には数種類の天然樹脂があり、それを元に天然素材のニスを作っています。 それは人工的なモダンタイプのニスができる以前(後記 "アンティーク家具の仕上げ材とその時代について" 参照)に使われていたものと同じ素材、同じ方法でつくっています。


<ニス等をつくるための溶解物(天然樹脂)>:
シェラック:アルコールに溶解し、現在のフレンチポリッシュに使われています。
サンダラック:アルコールに溶解し、Roubo氏が残したニスのレシピの材料の一つです。
マスティック:アルコールやテレピン油に溶解し、ベネチアンニスの材料となっています。(Havard氏著)

ニスを作るための溶解物(天然樹脂)の特性は様々ですので、その組み合わせ方によって仕上がりの結果はそれぞれ違います。
硬かったり柔らかかったり、光沢が強かったりマットな仕上がりになったりと、その違いは非常に細かく、ほとんどエンドレスと言っても過言ではありません。

パッキング方法について


私はアンティーク家具をお客様にお届けするときにはとても神経を使います。
アンティーク家具には繊細な造りをしたパーツが多く、椅子やテーブルの細い脚や大理石など配送時に壊れる可能性があるものがあります。
お客様が初めてその商品を見たときの感動を守るため、私はすべてのアンティーク家具それぞれにあった丁寧な梱包方法でお客様の元へ送り出します。
可能な範囲であれば、私自身がお客様の元へ直接お届けいたします。それは私が何よりも一番安心できるお届け方法です。

アンティーク家具の分類方法について


一般的に、家具はその用途によって分類(たとえば単純に椅子、テーブル、デスク・・など)されますが、
Roubo氏(後記”フランスの有名な家具職人たち”参照)によると、その用途的分類を無視して言うならば、アンティーク家具は二種類に分けることが可能だと言います。 それはその構造によって分けることです。
一つは骨組み材のみで作られるのもの。例えば椅子、テーブル、ビューロー、ベッドなど
もう一つは、骨組み材プラス パネル材を使ったもの。例えばチェスト、ワードローブ、ライティングデスクなどです。
私はホームページのカテゴリーを、一般的な用途的分類にRoubo 氏の構造的分類もプラスして作成しています。


アンティーク家具の仕上げ材とその時代について


ワックス
専門書で見ると、現代に残されたアンティーク家具に使用されている仕上げ塗料のうち、最も古くに使われていたのは、ワックスです。
少なくとも18世紀、 もしくはそれ以前より、アンティーク家具や天然木を使う家具に使われていました。
ワックスは仕上げ材として弱いと言われることもありますが、何十年も前に造られ、 現代まで素晴らしい状態で残されているアンティーク家具たちを見れば、アンティーク家具を丁寧に正しい状態で使用している上では、ワックスが弱いという説は否定できる部分もあるでしょう。

ニス
ニスが家具の仕上げ材として使用されるようになったのは、19世紀初頭です。
18世紀にもニス仕上げの家具はありましたが、その当時の主流はワックスでした。

18世紀、19世紀に使われていたニスは、エタノールベースのニスでした。1920年頃セルロジックニスが登場し、第二次世界大戦後よりポリエステルやポリウレタンのニスが使われるようになっていきました。

アンティーク家具によく使われている木材について


アンティーク家具は、たくさんの種類の木材によって作られています。
そのなかでも代表的な木材は以下の通りです。
家具の骨組みには、一部のローズウッド・マホガニー・ウォルナット・パープルハート・サテンウッド・サティネ・オークなど、パネル材にはパインなど、チェアにはブナなど がよく使われています。

アンティーク家具の、伝統的な方法での仕上げ塗装につかう道具について


ペイントブラシ:これはアンティーク家具の仕上げに使われる道具のうちもっとも伝統的なものです。リキッド状の柔らかいワックスを塗布するのにも使用できます。また木を染色することにも使います。

タンポ:こちらはアンティーク家具のレストアをするにはとても使い勝手の良いツールです。フレンチポリッシュやニスのポリッシング、ワックスポリッシング、木材の研磨など、その用途は多岐にわたります。

コットンファイバー:こちらも様々なものに使用します。木の染色をしたり、ワックスやニスを塗布するのに使います。

スポンジ:海綿でできた天然素材のスポンジがあります。ニスの塗布に使えることをNosban氏も著しています。木の染色にも使えるでしょう。

フランスの有名な家具職人たち


Pierre Othon ピエール・オトン:彼は1760年にマスターとなった家具職人です。私のお店にも彼のサインが入ったチェアがあります。

André-Charles Boulle アンドレ=シャルル・ブール:彼はアンティーク家具に使われている真鍮や鼈甲(べっこう)細工の権威として知られています。

Jean-Francois Oeben ジャン=フランソワ・オエベン:彼は1759年にマスターとなった家具職人で、トランジション様式のキーパーソンとして知られます。
私が好きなマーケトリーの一つ、3Dキューブ型の寄木細工を用いた家具を多く製作していました。

André Jacob Roubo アンドレ・ジャコブ・ルボ:彼は木工仕事についてのとても有名な本を書きました。(後記”アンティーク家具について書かれた専門書”の最終項参照) 現代におけるアンティーク家具のレストアにも、彼の本に書かれていることがおおいに役立っています。
しかし実を言うと私が彼を好きな理由はもう一つあり、彼の本には情報だけでなく彼自身の倫理観や社会道徳も交えた、木工仕事に多方面から切り込んだコメントが書かれているところです。彼のパーソナリティーが浮き出ています。

アンティーク家具について書かれた専門書


フレンチアンティーク家具やそのレストアについての専門書は、とても数多くあります。それ故、その中でもちゃんと信用できる専門書を選ばなければなりません。 下に挙げるものは、アンティーク家具についての基本が書いてあり、入門書としてはとても良いと思います。

Havard dictionnary: Henri Havard(アンリ・ハバード)著の、19世紀末に初版されたものです。
アンティーク家具のほか美術品などについてもとても詳しく書かれており、彼が当時あらゆる方面へ目を向け大変な努力をして情報を得たことがよくわかります。 フレンチアンティークを知るためにはとても有効な書物です。

Mobilier domestique:こちらは1992年発行の、全てのフレンチアンティーク家具を分別してまとめられたもので、私にとって必要不可欠な専門書です。
こちらの良い点は、各説明には綺麗な写真や図解がついてとてもわかりやすく、また、それぞれの情報がかつて誰が発信したものなのかが逐一詳しく書かれているところです。

L'art du peintre, doreur, vernisseur:Jean Félix Watin (ジャン・フェリックス・ワタン)著の1773年初版のもので、こちらには3種類の仕上げ材について大変詳しく書かれています。3種類とは、ペインティング、ゴールド塗装、そしてニスについてです。

L'art du menuisier: そしてこちら。家具職人として名高いAndré Jacob Roubo(アンドレ・ジャコブ・ルボ)著の1777年初版の専門書です。
18世紀の木工仕事の全般について本当に詳しく書かれた、言うまでもない名著です。 もちろん現代に残されたアンティーク家具についてもこの本から様々ことを学べます。家具製作の本やアンティーク家具についての専門書など、本当にたくさんの書物にルボの言葉が引用されています。
家具製作やアンティーク家具のレストアを語る著者としては、彼が最重要人物だということは疑う余地がないでしょう


 Laurent  Philippe Cluet   
こんにちは ロホン フィリップ クルエです

私のふるさとは フランスの田舎にあり、家具職人だった父親のもとで、子供のころから家具や木に触れながら育ちました。
はじめは 一本の木
それが アンティーク家具へとなるまでには、長い時間とその過程があります。
さまざまなツール、職人の技術、時代背景などによって それは少しずつ形態を変え、そして人々の生活のなかで 大切に使われることで、深みも増していきます。 そういった歴史が加わることで、一本の木は それ以上の価値のあるものへと変わってゆくのですね。

そんなふうに、すべてのアンティーク家具には 何年にもわたって積み重ねられてきたストーリーが宿っています。
私はそんな背景も すべて一緒にお届けしたくて、ここ日本へもってきました。
家具それぞれの持つ 個性や表情に、 ”Un peu de France:小さなフランス”  を感じていただけたら とても幸せです。

mon atelier

アンティーク家具には、傷や 小さなゆがみ、変色 などが見られる場合があります。
私はそれを、その家具の個性として 大切に守りたいと考えています。
その傷や色合いのひとつひとつが、その家具が 遠い国フランスで、遠い昔からこれまでに、家族とともに長い時間を重ねてきた証・ストーリーなのです。

こんなに素敵に残されてきたものたちをこの先もずっと受け継いでいけるように、 私は 18・19世紀と同じレシピの天然素材の修復材を使い全て手作業で修復することで、家具そのものへの負担を極力少なくすることに努めています。
自然由来の材料や塗料をつかうことは、 家具への負担が少ないのはもちろん、家具と共に過ごす家族の体にも優しい修復方法です。

家具の個性を守りながらも 必要な部分にはしっかりとリストアを施し、そのストーリーが またこの先 長く続いていくための手助けになれば、私にとってこれほど幸せなことはありません。

Remerciements à:
    Tomaso Puntelli (バイオリンメーカー),
    中村良樹 (バイオリンメーカー),
    Laurent Rodriguez (アップホルスタラー),
    武末翔吾 (写真家).